【牛肉の部位『ウデ』】
目次
1.ウデの特徴について
2.部位一覧・おすすめの調理法
【1.ウデの特徴について】
まずウデの部位はここ!
ウデ肉は別名肩肉、関東ではシャクシと呼ばれます。
ウデ肉は牛の肩甲骨当たりの肉を指し、骨の周りのお肉になるほど味が濃いと言われていることもあり、非常に味の濃さが際立ち部位の中で1位.2位を争う部位。
たしかに外国産のウデ肉は正直食べれたものじゃないので、おすすめできません。
ですが和牛になれば話しは別!
【2.部位一覧・おすすめ調理】
ミスジ
牛からとれる量
約2kg(希少部位)
特徴
・ウデ肉には似つかわしい圧倒的霜降り
・柔らかく厚切りでもOK
・お店では特上カルビやステーキとして販売。
・真ん中に太いスジが通っているが、スジみたいに硬くない。
おすすめ調理
・焼肉
・ステーキ
A4黒毛和牛平均値段
2600円
ウワミスジ
牛からとれる量
約600g(超希少部位)
特徴
・赤身ながら、非常に滑らかで柔らか
・厚みがないため焼肉カットがおすすめ
・ミスジの肩甲骨を挟んで反対側の位置
おすすめ調理
・焼肉
・炙り
クリ
牛からとれる量
約8kg(美味しく食べれるのは約2kg)
特徴
・一番厄介な部位。柔らかい部位と硬い部位が混在する。
おすすめ調理
・焼肉(柔らかい部位)
・ステーキ(柔らかい部位)
・煮込み(硬い部位)
A4黒毛和牛平均値段
1200円
コサンカク
牛からとれる量
約1kg
特徴
・非常に少量しか取れない
・三角バラに近い
・脂身が半分以上を占めるため、美しいサシが入る
おすすめ調理
・タタキや炙り(おすすめ)
・焼肉
A4黒毛和牛平均値段
1800円
マクラ
牛からとれる量
約1kg
特徴
・枕に見た目が似ているためついた名称
・すねに近いため、肉質は粗めで硬い
おすすめ調理
・切り落とし
・すき焼き
・肉じゃが
・低温調理ローストビーフ
A4黒毛和牛平均値段
1000円
とうがらし(トンビ)
牛からとれる量
約1kg
特徴
・とうがらしに見た目が似ているためついた名称
・すねに近いため、肉質は粗めで硬い
・長い棒状の肉なので、ローストビーフに適している
おすすめ調理
・切り落とし
・すき焼き
・肉じゃが
・低温調理ローストビーフ
A4黒毛和牛平均値段
1000円
【まとめ】
この部位は非常に扱いに難易度が高いですが、肉を感じるのには1番おすすめ!肉ソムリエ的にはウワミスジが赤身のバランスと柔らかさ、味の濃さ全てが高いポテンシャルで1番おすすめです!
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