【完全網羅】牛肉部位『マル』、特徴や値段を分かりやすく解説!

【完全網羅】牛肉部位『マル』、特徴や値段を分かりやすく解説!

【牛肉の部位『マル』(しんたま)】

牛肉 部位 マル しんたま カメノコ マルカワ ヒウチ

牛肉の部位『マル』(シンタマ)。そんなマルが
  • どんな部位なの?
  • どんな部位がとれるの?
  • 値段はどれぐらい?
  • 調理法は何が正解?
このぺージを見ていただければ、そんな疑問を肉ソムリエが全て解消いたします。


目次

1.マル(しんたま)の特徴について

2.部位一覧・おすすめ調理

3.ヒウチ(トモサンカク)詳細

4.まるしん詳細

5.カメノコ詳細

6.まるかわ詳細


今回も肉ソムリエ『八代瑛二郎』と一緒に肉について学んでいきましょう!

肉ソムリエ 八代瑛二郎 元有名焼肉店責任者

【1.マル(しんたま)の特徴について】

牛肉 部位 マル しんたま

まずマルの部位はここ!


マルという部位は、シンタマとも言って、4つあるもも肉の一角を担うんです。

霜降りと赤身のバランスが良くて、部位の中でナンバー1オールラウンダーと言っても過言ではありませんね。

またひうち、カメノコ、マルシン、マルカワと全てが希少部位で赤身の中で1番おすすめ。
この部位だけで焼肉屋を開くことも可能なほどなんですよ。

ですが等級(ランク)が低いと硬さが目立つため、マルの部位は等級を確認してから買うのがマスト。

等級が低いものは薄切りのすき焼き等で食べられることが多いですね。

マルという名称は、形からきており、大きい楕円形の形をしています。
部位毎に分けるのが、少し技術がいりますが、慣れると霜降り肉も赤身肉も取れて、非常に便利な部位なんです。


【2.部位一覧・おすすめ調理】

マルは4つの部位に分かれます。
・ヒウチ(ともさんかく)
・まるしん
・カメノコ
・マルカワ


【3.ヒウチ(トモサンカク)詳細】

 牛肉 部位 ヒウチ ともさんかく

 

牛からとれる量

約4kg(希少部位)

特徴

・もも肉の中でも1位2位を争う霜降り
・柔らかさも味の濃さも兼ね備えた通が喜ぶ部位
・足のもも側はともと呼ばれ、形が三角形をしているので、ともさんかくと呼ばれる

おすすめ調理

・焼肉
・ステーキ

A4黒毛和牛平均値段

2500円

 

【4.まるしん(しんしん)詳細】

牛肉 部位 マルシン シンシン

牛からとれる量

約5kg(希少部位)

特徴

・赤身の部位の中で、ヒレ肉に次いで柔らかい部位
・マルシンは当たりはずれが少ないため、失敗しない
・焼肉屋では上赤身等で出されることが多い。

 おすすめ調理

・焼肉
・ステーキ

 

A4黒毛和牛平均値段

2000円

【5.カメノコ詳細】

牛肉 部位 かめのこ

牛からとれる量

約5kg(希少部位)

特徴

・硬めの部位。外国産だと硬くて食べるのが億劫になるが、味の濃さにピカイチ。
・昔は薄切りにしてユッケ等に使われることが多かった。
・ローストビーフ用に柵取り(成形)しやすい。

おすすめ調理

・ローストビーフ
・煮込み

A4黒毛和牛平均値段

1000円

 

【6.まるかわ詳細】

牛肉 部位 まるかわ

牛からとれる量

約2kg(超希少部位)

特徴

・この名称ではほぼ販売されておらず、基本は上赤身として販売。
・柔らかく、味も濃く、口当たりもなめらかとかなりおすすめの部位。

おすすめ調理

・焼肉
・ステーキ

A4黒毛和牛平均値段

1500円

 

 

【まとめ】

マルは細かく部位をわけていくとそのぶんスジや余分な脂をとらないといけけないんですよ。だから削ったぶんだけ、ロスがでるんですよね。

なのでこの部位を扱っている精肉店さんは信頼に値すると思いますよ!

【他の部位も気になるあなたへ】

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【完全保存版】牛肉部位の特徴と値段を簡単解説!

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