牛肉 部位 ヒレ シャトーブリアン

【完全網羅】牛肉の部位『ヒレ』特徴や値段を分かりやすく説明!

【牛肉の部位『ヒレ』】



牛肉の部位『ヒレ』。
高いって聞くけど実際は…
  • どんな部位なの?
  • 値段はどれぐらい?
  • 調理法は何が正解?
このぺージを見ていただければ、そんな疑問を肉ソムリエが全て解消。
ヒレの全てをお教えします。


目次

1.ヒレの特徴について

2.部位一覧

3.ヒレミニヨン詳細

4.テート詳細

5.シャトーブリアン詳細

今回も肉ソムリエ『八代瑛二郎』と一緒に肉について学んでいきましょう!

肉ソムリエ 八代瑛二郎 元有名焼肉店責任者

【1.ヒレの特徴について】

牛肉 部位 ヒレ フィレ シャトーブリアン

まずヒレの部位はここ↑↑↑

ヒレ全体でも5㎏ほどしかとれない牛肉の部位で最も希少な部位と言えるんです。
サーロインの下側の内臓側に位置するちょっと特殊な部位。
牛は4足歩行なので、このサーロインの内側にある筋肉(大腰筋、小腰筋、腸骨筋、腰方形筋)はほぼ動きません。
そのため牛肉の部位の中で、筋肉が最も動かない部位。
牛の肉質はよく動かす部位=硬い。動かない部位=柔らかいという方程式が成り立ちます。
なのでこのヒレと言う部位は、他の部位の追髄を許さない圧倒的な柔らかさ!

1度食べるとこの部位だけ食べたいという人が続出するほど。
赤身だからいくらでも食べれてしまうほど。

でもそんな気持ちはつゆ知れず…希少な部位と人気が重なり、値段は鬼高なんです。。。

【2.部位一覧】

ヒレには3つの部位が存在します。
・ヒレミニヨン
・シャトーブリアン
・テート

【3.ヒレミニヨン詳細】

 牛肉 部位 ヒレミニヨン

牛からとれる量

約2kg(超希少部位)

特徴

・ほとんどの場合、ヒレとして販売される
・ヒレの中でも頭側にあり、シャトーブリアンより旨みが強く、柔らかい。
・形が不格好なため、シャトーブリアンより劣っているように言われがち。

おすすめ調理

・一口ステーキ
・焼肉
・炙り

A4黒毛和牛平均値段(100g)

4200円

 

【4.テート詳細】

牛肉 部位 テート牛からとれる量

約2kg(超希少部位)

特徴

・ヒレの中でもも側に位置し、赤身感が強い部位。
・他の赤身と比べれば圧倒的に柔らかい。
・形は楕円形でステーキっぽい形をしていて、シャトーブリアンと見分けづらいため、サシの入り方で判断する。

 おすすめ調理

・焼肉
・ステーキ

 

A4黒毛和牛平均値段(100g)

3800円

【5.シャトーブリアン詳細】

 牛肉 部位 シャトーブリアン

牛からとれる量

約1kg未満(超超希少部位)

特徴

・ヒレの中で真ん中に位置する部位。
・『牛肉界の女王』と呼ばれ、その名前に相応しい美味しさ。
・赤身とは思えない柔らかさで、あっさりの中に旨みが多く含まれており、これを食べると他の肉には戻れないほど。
・見た目は丸に近ければ近いほど◎。
・和牛にはサシが結構入っているものがありますが、その脂にしつこさはなく、何枚でも食べれます。
・値段は高級部位『サーロイン』の1.5~2倍。

おすすめ調理

・ステーキ一択

A4黒毛和牛平均値段

5000円

 

【まとめ】

ヒレは値段はかなり高いですが、それ以上の満足感があります。
僕はこれを食べるために、仕事を頑張っていると言っても過言ではありません。
シャトーブリアンは少し高すぎる…と思う方は、時々ヒレミニヨンが安く売られている精肉店があるので、それが分かった時は『買い』ですね♪♪♪

 

【他の部位も気になるあなたへ】

他の部位も気になる方は、詳しく書いたぺージ

【完全保存版】牛肉部位の特徴と値段を簡単解説!

こちらもご覧ください。

 

【追伸】

『低温熟成肉専門店 匠の肉』では、先程お伝えした国産のヒレやシャトーブリアンを独自の熟成『384時間熟成』を施しさらに美味しくして、サブスクサービスにすることで圧倒的低価格で販売。
現在会員枠が完売し、予約受付となっております。
もし気になる方はヒレのサブスク【Filletsc】こちらもご覧ください。

単品販売はこちら⇒

ブログに戻る