【牛肉の部位『ヒレ』】
牛肉の部位『ヒレ』。
高いって聞くけど実際は…
- どんな部位なの?
- 値段はどれぐらい?
- 調理法は何が正解?
ヒレの全てをお教えします。
目次
1.ヒレの特徴について
2.部位一覧
3.ヒレミニヨン詳細
4.テート詳細
5.シャトーブリアン詳細
今回も肉ソムリエ『八代瑛二郎』と一緒に肉について学んでいきましょう!
【1.ヒレの特徴について】
まずヒレの部位はここ↑↑↑
牛は4足歩行なので、このサーロインの内側にある筋肉(大腰筋、小腰筋、腸骨筋、腰方形筋)はほぼ動きません。
1度食べるとこの部位だけ食べたいという人が続出するほど。
でもそんな気持ちはつゆ知れず…希少な部位と人気が重なり、値段は鬼高なんです。。。
【2.部位一覧】
【3.ヒレミニヨン詳細】
牛からとれる量
約2kg(超希少部位)
特徴
・ほとんどの場合、ヒレとして販売される
・ヒレの中でも頭側にあり、シャトーブリアンより旨みが強く、柔らかい。
・形が不格好なため、シャトーブリアンより劣っているように言われがち。
おすすめ調理
・一口ステーキ
・焼肉
・炙り
A4黒毛和牛平均値段(100g)
4200円
【4.テート詳細】
牛からとれる量
約2kg(超希少部位)
特徴
・ヒレの中でもも側に位置し、赤身感が強い部位。
・他の赤身と比べれば圧倒的に柔らかい。
・形は楕円形でステーキっぽい形をしていて、シャトーブリアンと見分けづらいため、サシの入り方で判断する。
おすすめ調理
・焼肉
・ステーキ
A4黒毛和牛平均値段(100g)
3800円
【5.シャトーブリアン詳細】
牛からとれる量
約1kg未満(超超希少部位)
特徴
・ヒレの中で真ん中に位置する部位。
・『牛肉界の女王』と呼ばれ、その名前に相応しい美味しさ。
・赤身とは思えない柔らかさで、あっさりの中に旨みが多く含まれており、これを食べると他の肉には戻れないほど。
・見た目は丸に近ければ近いほど◎。
・和牛にはサシが結構入っているものがありますが、その脂にしつこさはなく、何枚でも食べれます。
・値段は高級部位『サーロイン』の1.5~2倍。
おすすめ調理
・ステーキ一択
A4黒毛和牛平均値段
5000円
【まとめ】
ヒレは値段はかなり高いですが、それ以上の満足感があります。
僕はこれを食べるために、仕事を頑張っていると言っても過言ではありません。
シャトーブリアンは少し高すぎる…と思う方は、時々ヒレミニヨンが安く売られている精肉店があるので、それが分かった時は『買い』ですね♪♪♪
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